Everyday Magic-筆に想いを

心に響く言葉や詩歌を、書でつづる

「まぶしいはるが」二題-まどみちおさんの詩

 

 

春並みに、気温が高いようですが

すごい風ですね。

春一番になるのか…な

二月も半ば過ぎると、

こういう日も出てきますね。

 

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  「まぶしいはるが」 まどみちお   大判はがき

 

きのめが おきる

もうすぐ おきる

みている ゆめが

まぶしい はるが

もう くるからよ

 

ちょうちょを

つれて

ゆきのやま

こえて

ひとりで ひとりで

もう くるからよ

 

こちらでも、おなじみの

まどみちおさんの詩です。

 

説明いらないですね(笑)

 

先に、大判はがき(二層紙)を上げましたが、

この詩を最初に書いた時は、

和紙の柄入り便せんでした。

柔らかな風合いの紙です。 

 

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ちなみに、二層紙というのは、重単宣、つまり紙が二重なので

筆力も少しいりますが、うまく墨がのれば深みも出るので、

大作にはよく使いました。(単宣だと、強い線を引いて、

墨がたまり、紙が切れてしまう場合もあるのです)

このはがきの場合は、絵手紙などに使うようですね。

 

話がそれましたが、

季節の変わり目になってきて

気温も変動が大きくなりそうです。

確かに、

まどさんの詩のように、木の芽が起きてきて、

地面からは、緑の新芽があちこちで見られ、

春はすぐそこという感じになってきました。

風、おさまってくれないかな。

  

今日もご覧いただき、ありがとうございました。

  

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