Everyday Magic-筆に想いを

心に響く言葉や詩歌を、書でつづる

歩き始めたみいちゃんー童謡「春よ来い」

 

 

立春ですね。

旧暦の新年でもあります。

節分も過ぎ、暦では春の訪れを感じ始めますね。

とはいえ、季節はまだ寒さ厳しい時期だったり

するのですが…。

  

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 「春よ来い」 相馬御風(色紙)

 

   春よ来い
 早く来い
 あるきはじめた
 みいちゃんが
 赤い鼻緒の
 じょじょはいて
 おんもへ出たいと
 待っている

 春よ来い
 早く来い
 おうちのまえの
 桃の木のつぼみも
 みんなふくらんで
 はよ咲きたいと
 待っている

 

作詞者の相馬御風(1883-1950)は、新潟は糸魚川の詩人で

みいちゃんは長女がモデルといわれています。

弘田龍太朗の曲。

この季節に想い浮かぶ童謡です。

 

言わずとしれた童謡「春よ来い」ですが

作者の相馬御風は、新潟の糸魚川市の方だったのですね。

調べて知って、納得…

それは、待ち遠しい春でございましょう。

私は雪深い地方の出身ではありませんが

今は亡き母は子供の頃、豪雪地帯の長岡で、

2階の屋根から出入りして

スキーをはいて学校に行ったこともあった!

という話でした。

 

さて、春よ来いの作曲は弘田龍太朗だそうで

「鯉のぼり」「浜千鳥」「雀の学校」の、

といえば、あーなるほど。

私は、若者とお年寄りの間?という年代もあって、

それほど童謡をうたったとも思えないけど

今やレトロな趣も手伝って、やはりいいですね。

ところで、作詩者の上のお嬢さんがモデルといわれる

みいちゃんが履いてる

赤い鼻緒の‘じょじょ’って何?

ってかたもいるでしょう

‘草履’の幼児語だそうです。

草履というと着物に限られてしまいそうですが

下駄、トングサンダル、結構日本人好きなのかも、ですね。

あー、早くサンダル履いて歩ける季節が恋しい

おいおい、それは一足飛びでしょ

まず、春よ来い、ですね。

 

蛇足ながら、色紙に貼った小物(じょじょと花)は

手編みです(笑)

 

 

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