昨夜は、今年初めの満月でした。
冬の澄みきった夜空は、ことのほか、
星や月の光が映えます。
そして、また、闇夜を照らす月、
仏教では、仏性、
満月は、菩提心をも象徴するそうです。
「心月」 禅語 (はがき)
禅語で、心の本性をあらわします。
墨場必携には、真如法性の理を、月にたとえた言葉とあり、
一般的にいえば、澄みきった清浄な心、
(真理を)悟った心をいいます。
「心月弧円、万象を呑む」(盤山宝積禅師)という句も
ありますが、すべてのものを抱合する心の月(仏性)、
何ものにもとらわれない自然の理でもあります。
この言葉は、時に世の喧騒を離れ、
また、日々の暮らしの中にあっても、
そうした本来の在り方、姿を
顧みることを、思い出させてくれます。
おりから、新しい年が始まり、
私たちは、またそれぞれ、さまざまな人に出会い、
いろいろな出来事もあることでしょうが、
そのたびに喜怒哀楽を味わいつくしつつ…
誰もの心の片隅に、何ものにもとらわれない
澄んだ仏性があることを忘れずにいたいなと
願っています。
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