Everyday Magic-筆に想いを

心に響く言葉や詩歌を、書でつづる

「温故知新」古きをたずねて新しきを知る-現代こそ必要とされる知恵

 

 

最近、そういえば

いろいろな場面で想起される

言葉のひとつです。

 

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「温故知新」    (大判はがき15×20㎝)

 

論語にある言葉ですね。

 

「子曰く、故きを温めて、

新しきを知れば、以って師と為るべし」

 

古きをたずねて新しきを知る

つまり、

昔のことを尋ね求めて、

そこから新しい知識や見解をひらくこと。

もとは孔子が、師となる人物の心得として、

先人の思想や学問を修めるように説いたものでした。

 

日々、物事がどんどん変化し、

新しいものも次々と現われる、かに

思われる時代ですが、

人口知能にしろ、新しい開発のもとで

必要とされているのは

ひらめきと共に

実はかつての膨大なデータや知識の中にある

ヒントだったりするようです。

 

以前、棋士の羽生さんが著書で

将棋の世界でも、AI時代のトレンドが “温故知新” だと

いう話も載っていたのが印象的でした。

 

www.salon-shiroineko.com

 

 

 

 伝統もこれまでのやり方も、

どんどん変わっていく時代ですが、

意外にも、そこに流れていた真髄を汲むことで

新たな境地や展開が開けることがあるのかも

しれません。 

 

今日もご覧いただき、ありがとうございました。

 

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