Everyday Magic-筆に想いを

心に響く言葉や詩歌を、書でつづる

ジェイムズ・カーカップ-「詩人」という詩

 

晴れて風がないと、暖かい気もしますが

 

やはり寒さ戻ったかな~。

 

明日から2月。すると

 

暦では、立春もすぐそこで

 

かえって待ち遠しい春。

 

 

f:id:koboaoineko:20170130205932j:plain

 「詩人」 ジェイムズ・カーカップ

 

詩人はいつも働いてばかり

ただ一刻(とき)の休みもない

何もしないように見えるときが

実はいちばん忙しく

たいていは書かれずじまい喋れずじまいの言葉を

紙に書きなぐることなんざ

仕事の内にも入らない なぜって

詩人が舌を与えなくてはならぬのは

どちらかといえば いわぬが花

言葉に語れぬ想いなのだ

 

もしも巧みと偶然のたまもので

語れぬおもいが言葉になったとしたら

それは呼吸のように自然で しかも

霊感にみちているに違いない

気ままで やさしいこの気印しは

求められてもいぬ 奇蹟をたずね

人ふまぬ道を ゆかねばならない

ふきげんで わけ知り人の世にあって

 

f:id:koboaoineko:20170130205957j:plain

 

ジェイムズ・カーカップ(James Kirkup 1918-2009)は

 

イギリスの詩人・劇作家で、日本でも教鞭をとった親日家。

 

今回の詩は、

 

メイ・サートンの著書『独り居の日記』の中にあったものを

 

とりあげた。訳は、翻訳者の武田尚子さんによると思われる。

 

独り居の日記

 

サートンについては、以前、他の著書『夢見つつ深く植えよ』

 

koboaoineko.hatenablog.com

 

 

また、詩集の中から一つ詩を載せている。

 

koboaoineko.hatenablog.com

 

サートンは、

 

自身の詩作や執筆の仕事を、生活の中からきっかり

 

遮断してしまえない性質のものであることを、この詩を引いて

 

述べていた。 ”ジェイムズ・カーカップの「詩人」が、

 

なんとうまく表現していることか。”

 

私は、ただこの詩自体を読んで、なるほどなぁ

 

詩人というものはそうなんだろうなと、思うだけである。

 

そして、詩の醍醐味というのは、

 

言葉で表し難いなにものかを

 

それでも言葉にできたとしたら、

 

それは、啓示のようなものだと感じられたので、

 

書いてみたくなったから。

 

詩にかぎらず、あまり、下手な解説など試みないほうが

 

よかったりする。

 

それぞれが、味わい、何かを感じるだけ。

 

そして、琴線に触れるものがあれば、幸いかな、と。

 

 今日もご覧いただき、ありがとうございました。

  

 クリック↓よろしくお願いいたします!


人気ブログランキングへ 


にほんブログ村

ありがとうございます!

 

f:id:koboaoineko:20160905125709j:plain

心に響く言葉を筆文字で、身近に