Everyday Magic-筆に想いを

心に響く言葉や詩歌を、書でつづる

望-遠方、大いなるものに想いを馳せる

 

今日は晦日、いよいよ

 

明日は大晦日となりましたね。

 

晴れていいお天気ですが、風が少し強かったかな。

 

あちらこちらで、お正月を迎える準備が

 

整ってきたようですね。

 

 

 f:id:koboaoineko:20161230123445j:plain 

         「望」   (はがき)

 

“望”の古代文字(金文)から。

 

更に、最古の字体の解説は以下より。

甲骨文字の字形は、つま先で立つ人を横から見た形(壬てい)の字の上に臣(上方を見ている目の形で、大きな瞳)をかく形(臣+壬)で、つま先立って遠くを望み見る人の形であり、象形の字。これに音符の亡を加えた望は形声の字。遠くを望み見ることから、「のぞむ、まちのぞむ、ねがう」の意味に用いる。

 

                                                白川静 『常用字解』より

  

           

 

さらに、白川氏によれば、

つま先立って大きな瞳で遠方を望み見ることは、雲気を見て占う行為であり、また目のもつ呪力(まじないの力、呪いの力)によって敵を押えつけて服従させる呪的な行為であった。 

 

とあります。

もともと、古代の甲骨文字自体が占いであったように、

そうした呪術的な世界観が当時の基底にあるのは、

理解できます。

 

面白いので、引用が長くなりましたが、

 

言葉としての『望む』は、

 

遠方などに想いを馳せる意を持ちます。

 

目の前にあることだけでなく、

 

時に、遠く、もっと大きなものに目を向けることも

 

大切ではないかと思います。

 

実際、今こうして、

 

パソコンの液晶画面を見入っているわけですが、

 

目の前だけ、限られた範囲を見る時間が

 

思いのほか長くなっている日常生活。

 

物理的にも、目は疲れるし、

 

身体も固定化した感じになります。

 

気分を変えるのに、立ち上がって窓の外を見たり、

 

外へ出たりすれば、実感する世界が広がります。

 

自然の中にあれば、それだけで、

 

常に流れて動いている大きなものを感じられ、

 

また、空を仰ぎ見れば、そこは、

 

はてしなく広がる世界というわけです。

 

ところで、望む、というと、あるいは、

 

はやりの引き寄せの法則のような

 

“願望”を思い浮かべたりもしますが、

 

往々にして、人格的なレベルと、魂の望みは

 

違うことが少なくないということに

 

気づけるといいかもしれません。

 

今この世界での限られた視野しか持たない肉体人格では、

 

無限な世界を知っている魂には及びもよらないからです。

 

もちろん、日々、

 

小さな望みをかなえていくのは、必要で、楽しいこと。

 

時には、さらに遠くを望み、大いなるものに

 

想いを馳せることも大切にしたい。

 

来年と思っていたものも、明後日にはあるのですから(笑)

 

遠いと思っているだけで、そばにあるのかもしれません。

 

では、どうぞ、皆様もよい年をお迎えください。

 

今日もご覧いただき、ありがとうございました。

 

 クリック↓よろしくお願いいたします!


人気ブログランキングへ 


にほんブログ村

ありがとうございます!

 

f:id:koboaoineko:20160905125709j:plain

心に響く言葉を筆文字で、身近に