日中は、あたたかでした。
珍しく?忙しい感じの一日でしたが、
陽気がいい時は、ゆっくり過ごしたい
気がします。いや、いつもか、な(笑)
「空気に耳を傾けてごらん…」ジョン・レイム・ディアー
(半紙)
空気に耳を傾けてごらん。
あなたはそれを聞き、感じ、嗅ぎ、味わうことが
できるだろう。
ウォニャ・ワカン――聖なる空気――その呼吸は
あらゆるものを再生させる。
ウォニャ・ウォニャ・ワカン――
霊、生命、息、再生――
それらすべてをあらわす言葉。
ウォニャ――わしらはともに座り、たがいに
触れていないのに、なにかがそこにある。
わしらは、たがいのあいだにある、
そのなにかを感ずる。なにかの臨在を感じるのだ。
自然のことを考えはじめるいいやり方は、
自然について話をしてみることだ。
というよりも、まるで自分の親戚のように
自然に語りかけ
川に語りかけ、湖に語りかけ、
風に語りかけてみることだ。
ジョン・レイム・ディアー
(ミニコンジュ―・スー族)1972年
『それでもあなたの道を行け』にあります。
原題は、“NATIVE WISDOM ”
偉大なる精霊(ワカン・タンカ)のもと、
常に自然と共に生きていた
ネイティブ・アメリカンの知恵の言葉、110篇。
迫害の歴史は、今も続いている、
最近でも、先住民族の生活を脅かす出来事、
パイプラインを通すことをめぐる騒動も起きています。
ひかたまは、いつも拝見している森井啓二さんのブログです。
何でも、批判したり、反対を唱えるのは簡単ですが、
確かにそれだけでは、解決しないんですね。
世界情勢を見て、戦争反対と口ではいっても、
日常生活において、自らに争いの気持ちがあれば、
平和な社会も、なかなか訪れないでしょう。
まずは、心がける必要があるのは、自らの心の平和。
いちばん重要な、最初の平和は、人の魂のなかに生まれる。人間が宇宙やそのすべての力とのあいだに、つながりや一体感を見いだせたとき、その平和が生まれるのだ。宇宙の中心にはワカンタンカが住まい、しかもこの中心はいたるところにあって、それはわしらひとりひとりの内部にもある、と理解したときにな。これこそが真実の平和なのだ。ほかの平和はすべて、この真実の似姿にすぎん。二番目の平和というのは、二人の人間のあいだに生まれる。そして三番目の平和が、二つの部族間にあらわれる。しかし、わしがしばしば言うように、人の魂のなかに生まれるものこそが真実の平和なのだから、その平和をまず知っておかない限り、部族間の平和などとうてい実現せぬということを、なによりも理解しなくてはならん。
ブラック・エルフ
(オガララ・ラコタ族)1948年
混迷を深める 現代社会で、
迷走する頭でっかちな私たちの胸に、
響いてくる言葉がたくさんあります。
最近の人は知恵ではなく、知識ばかりを求めている。
知識は過去のものだが、知恵は未来からやってくる。
ヴァ―ナン・クーパー(ランビー族)1990年
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