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Everyday Magic-筆に想いを

心に響く言葉や詩歌を、書でつづる

「虹を見て…」 人それぞれの世界であっても

はがき 俳句 高浜虚子

 

 今朝、雨がちょっと降りましたが

 

その後は、予報通りに晴れてきて、

 

今日も、気持ちよいお日和

 

楽しめそうです。

 

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「虹を見て思ひ思ひに美しき」 高浜虚子 (はがき)

 

虹を見て思ひ〳〵(思ひ)に美しき  虚子

      

高浜虚子(1874‐1959)の句です。

 

 

『虚子五句集』では、下巻(昭和21年)にあります。

 

虹を見れば、

 

(大概の)人は美しいと感じることでしょう。

 

それでも、実際、どういう思いで、あるいは

 

感じた美しさの味わいは

 

その人にしかわかりません。

 

同じものを見ても、あるいは、同じような経験をしても

 

どう受け取っているかは、人それぞれ。

 

皆、同じ世界に生きているようでも、

 

実は、皆、各々で、違う世界を見ている。

 

それでも、

 

やはり虹を見た時に美しいと感じる、

 

同じ感覚がそれぞれに備わっているつながり、

 

自然の神秘的な事象に感じ入る根源的な共振、 

 

それはまた、とても素適なことだと思います。

 

高浜虚子は、俳句のあり方として、

 

”花鳥諷詠” そして ”客観写生” の理念を

 

提唱した人です。これについては、

 

こちらの本に繰り返し書かれています。

 

      今は、青空文庫でもご覧になれます。

 

私は共感するところも多かったです。

 

いずれにせよ、

 

私たちにとって、花鳥(自然)と共にあること、

 

物事を客観的に見る姿勢というのは、

 

今の時代にこそ

 

とても大切なことだと感じるこの頃です。

 

ちなみに、この後にあった句はこちら。

 

人の世も斯く美しと虹の立つ  虚子

 

 今日もご覧いただき、ありがとうございました。   

                        

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